2011 京都 東山 高台寺 [近畿の寺院]
正式には、鷲峰山(じゅぶざん)高台寺(臨済宗建仁寺派)といいます。
2011年12月4日(日曜日)、 今日あたりが京都の紅葉の最後かな?
と思い、早起きして京都まで行ってきました。
このお寺は、多分に政治的なことで建てられたように思います。この寺は
秀吉の正室、北政所(ねね)が大阪城からでて、故太閤の菩提を祈る目的に
建立された。家康としては、反光成派への政治的配慮と、北の政所派への
配慮で財政的にも多額の援助をして、豪壮な寺院としたように思います。
今日まで、ライトアップされていたのですが、残念ながら明日早朝に出張が
入っているので、午後2時には京都を離れました。
2011 京都 東山 永観堂の紅葉 [近畿の寺院]
おく山の岩がき紅葉散りぬべし、
照る日の光、見る時なくて
と古今集にある、このお寺の敷地に自分の別荘を寄進した藤原関雄の詠。 京都のこの東山は
関西でも有数の環境のいい住宅地。お金に余裕があれば、家を建てたくなるエリアでもある。
853年にこの地に寺を建立を決めた弘法大師の弟子真紹僧都(しんじょう 797-873)
このお寺の開祖は、『仏法は人によって生かされる、従って、我が建てる寺は、人々の鏡となり、薬となる人
づくりの修練道場であらしめたい。』という理念を掲げた。
このお寺の中には、『幸せはつくるものではなくて、感じるものだ。』との教えが廊下にかかれて
ありました。 なんか、その通り!!って、言いたくなりました。
幸不幸をとやかく言っているうちは、まちがいなく幸せを感じていないのかもしれませんね。
2011年11月27日(日曜日)、京都でもここが紅葉では一番といわれるお寺に、紅葉を撮りに
行ってきました。
照る日の光、見る時なくて
と古今集にある、このお寺の敷地に自分の別荘を寄進した藤原関雄の詠。 京都のこの東山は
関西でも有数の環境のいい住宅地。お金に余裕があれば、家を建てたくなるエリアでもある。
853年にこの地に寺を建立を決めた弘法大師の弟子真紹僧都(しんじょう 797-873)
このお寺の開祖は、『仏法は人によって生かされる、従って、我が建てる寺は、人々の鏡となり、薬となる人
づくりの修練道場であらしめたい。』という理念を掲げた。
このお寺の中には、『幸せはつくるものではなくて、感じるものだ。』との教えが廊下にかかれて
ありました。 なんか、その通り!!って、言いたくなりました。
幸不幸をとやかく言っているうちは、まちがいなく幸せを感じていないのかもしれませんね。
2011年11月27日(日曜日)、京都でもここが紅葉では一番といわれるお寺に、紅葉を撮りに
行ってきました。
日本建築美の至宝、奈良の薬師寺と萩 [近畿の寺院]
2011年9月18日(日曜日)、中学校の遠足以来数十年ぶりに奈良の薬師寺に行ってきました。
中学校の頃には気づかなかった、日本における建築の美というものに圧倒されました。この歳に
なるまで、世界中を旅して日本の建築美を再認識したことが、遠回りしたんじゃなくて、いろんな
優秀な建築を見てきたのが、無駄ではなかったと思いました。我が家から50キロの地点に
このような素晴らしい建築が見られえる幸せを感じました。
<大講堂です。>
日本の残念なのは、仏像は撮影禁止なのと、お堂内は撮影禁止なので、そういった画像がありません。
とくに、仏像は美術的にも秀逸だと思うのですが、宗教的な理由でしょうか。
薬師寺には二つの塔、これは西側にあるので西塔。 薬師寺は建立当時から時の支配者との
戦闘に巻き込まれることが多く、そのたびに焼失しているので、この塔は昭和56に再建されたとのこと。
しかし、美しい。
東塔は今、修復中、各層に裳階(もこしと読む。本来は3重の塔だが、各階の間に小さな屋根を取付けているため、6重に見えます。改修が終了するまで5年かかるそうです。
この時期、あまり知られていませんが、薬師寺にはたくさんの萩が植えられていています。
秋を告げる花として知られていますが、34度の真夏日でした。
玄奘三蔵院伽藍の中にある、玄奘塔です。西遊記で知られている玄奘三蔵の頂骨と御像がある。
この塔の奥には、平山郁夫画伯の三蔵法師が旅した、西域とインドの壁画がある。やはり、撮影禁止で
したが、30年の歳月をかけられた秀逸な作品でした。
最後は、金堂と西塔をフィッシュアイのレンズで撮りました。
中学校の頃には気づかなかった、日本における建築の美というものに圧倒されました。この歳に
なるまで、世界中を旅して日本の建築美を再認識したことが、遠回りしたんじゃなくて、いろんな
優秀な建築を見てきたのが、無駄ではなかったと思いました。我が家から50キロの地点に
このような素晴らしい建築が見られえる幸せを感じました。
<大講堂です。>
日本の残念なのは、仏像は撮影禁止なのと、お堂内は撮影禁止なので、そういった画像がありません。
とくに、仏像は美術的にも秀逸だと思うのですが、宗教的な理由でしょうか。
薬師寺には二つの塔、これは西側にあるので西塔。 薬師寺は建立当時から時の支配者との
戦闘に巻き込まれることが多く、そのたびに焼失しているので、この塔は昭和56に再建されたとのこと。
しかし、美しい。
東塔は今、修復中、各層に裳階(もこしと読む。本来は3重の塔だが、各階の間に小さな屋根を取付けているため、6重に見えます。改修が終了するまで5年かかるそうです。
この時期、あまり知られていませんが、薬師寺にはたくさんの萩が植えられていています。
秋を告げる花として知られていますが、34度の真夏日でした。
玄奘三蔵院伽藍の中にある、玄奘塔です。西遊記で知られている玄奘三蔵の頂骨と御像がある。
この塔の奥には、平山郁夫画伯の三蔵法師が旅した、西域とインドの壁画がある。やはり、撮影禁止で
したが、30年の歳月をかけられた秀逸な作品でした。
最後は、金堂と西塔をフィッシュアイのレンズで撮りました。
宇治・三室戸寺の紫陽花 [近畿の寺院]
夜もすがら月をみむろとわけゆけば
宇治の川瀬にたつはしらなみ。。。
こんな御詠歌がうたわれる宇治の三室戸寺に、今日、紫陽花を撮影に行ってきました。
はっきり言って、まだ、45%ぐらいが開花している状況でした。
私は花を撮るときには、満開ではなく7部とか8分咲きの時を
選びます。満開の状態だと、どうしても枯れ始めている花が
あるので、花の勢いのいい7分・8分咲きのころがいいですね。
お寺のホームページによると、紫陽花のライトアップが、以下のように
行われます。
『11日より26日までの土、日に限り19時より20時30分までライトアップが
おこなわれます。』
デートだったら、ライトアップもいいのでは?と思います。
駐車場が混みますから、少し早目に行かれることをお勧めします。
このお寺は7月・8月に満開になる蓮の花でも、その蓮の葉から飲む蓮酒でも有名。 まだ、蓮の花はなく、
蓮の上に雨露を集めていました。
このお寺にはデザインのセンスの良さを感じさせる3重の塔があります。
西国十番の観音霊場、明星山三室戸寺らしく、沢山のご遍路さんが詰めかけていました。
本堂のにぎわいです。
奈良の船宿寺の牡丹 [近畿の寺院]
5月21日(土曜日)、奈良の関西花の寺 第25番札所である御所氏の
船宿寺に行ってきました。本来なら、5月の初旬にいけば、つつじが満開で
すばらしい絵が撮れたのでしょうが、つつじは殆ど枯れており、牡丹と
しゃくなげが見ごろでした。
この寺へのアクセスは車でないとちょっと辛いかも。お寺の山門の前に駐車場が
ありますが、5台もとまれば満車。寺の参道に入る手前にも駐車場がありますが、
寺の駐車場であるという案内の看板はありませんでした。駐車場は無料です。
↑花の中央に虫がいますが、見えますでしょうか??
↑ 観音様としゃくなげ
↑境内にたくさんのお地蔵様がありました。
その素朴さがいいですね。
↑シャガという花ということです。
船宿寺に行ってきました。本来なら、5月の初旬にいけば、つつじが満開で
すばらしい絵が撮れたのでしょうが、つつじは殆ど枯れており、牡丹と
しゃくなげが見ごろでした。
この寺へのアクセスは車でないとちょっと辛いかも。お寺の山門の前に駐車場が
ありますが、5台もとまれば満車。寺の参道に入る手前にも駐車場がありますが、
寺の駐車場であるという案内の看板はありませんでした。駐車場は無料です。
↑花の中央に虫がいますが、見えますでしょうか??
↑ 観音様としゃくなげ
↑境内にたくさんのお地蔵様がありました。
その素朴さがいいですね。
↑シャガという花ということです。
奈良・長岳寺のカキツバタ [近畿の寺院]
奈良の長岳寺に行ってきました。弘法大師の建立とか、わが家は真言宗ですが、宗教的目的ではありません。知人から頼まれて、庭のカキツバタを撮りに行きました。本堂の仏様も撮りたかったのですが、延々とご住職のお説教が続いていて、それは撮れませんでした。
花の時期のお寺は、高級一眼レフと三脚をお持ちのプロ並みの方が沢山おられました。さすが日本、写真愛好家がお持ちのレンズが違います。また、日本のアマの写真家の層の深さを感じました。今日は天気もよくて、満足のいく、いい写真が撮れたのではないでしょうか??